ダニに刺されたときの症状
ダニは肉眼では見えないほど小さな無脊椎動物で、動物や人間、植物、さらにはカビにまで寄生します。分類された種は45,000種以上あり、約4億年前から地球上に存在していたと考えられています。ダニはツツガムシに近い仲間で、人に噛まれることがありますが、主に皮膚の刺激やかゆみを引き起こす程度です。重篤な疾患を媒介することは稀です。
赤みと痒み
ダニに刺されると、蚊に刺されたときと似た赤い斑点が現れ、中心に小さな隆起ができることが多いです。強いかゆみを伴い、かきむしることで軽い出血が起こることもあります。
アレルギー反応
人間と最も接触頻度が高いダニはハウスダストダニです。ダニの死骸や排泄物がアレルゲンとなり、鼻水や目のかゆみ、赤みといった症状を引き起こし、場合によっては喘息発作の誘因になることがあります。
腫れ(疥癬)
疥癬を引き起こすダニは、皮膚に最大3cmほど潜り込み卵を産みます。皮膚と分泌物を摂取し、典型的な症状は乾燥した皮膚に囲まれた小さな赤い丘疹です。皮膚の下を何かが這っているような感覚を伴うことがあります。
発疹
ダニの咬傷は、腹部や腕、脚に集中的に現れ、発疹のように見えることがあります。非常にかゆく、チグリやノミに刺されたときと同様の感覚です。
傷口がむける・出血する
同じ部位を何度も噛まれると、傷口がむけて赤い斑点になることがあります。強く掻くと出血や膿が出ることもあります。根本的な対策は、ダニの発生源を除去することです。具体的には、全ての布製品をできるだけ高温(60℃以上)で洗濯し、カーペットは専用シャンプーで洗浄、家具は徹底的に掃除機をかけましょう。
