氷をすぐに2枚擦り合わせたら何が起きるか?

1. 圧力による融解

氷同士が接触すると接点で圧力が急上昇し、氷が溶けて薄い水層ができます。

2. 接着力の発生

その水層が水分子間の相互作用を介して氷同士をくっつける接着力を生じさせます。

3. 摩擦の低減

水層が潤滑剤となり、氷表面間の摩擦が大幅に減少し、滑らかに滑ります。

4. 再凍結(レギュレーション)

摩擦で生じた熱が放散されると水層が再び凍り、氷同士が再結合します。これをレギュレーションと呼びます。

5. 表面の粗さ

擦り続けると表面に傷や溝ができ、粗面化が進みます。これが接着力と再凍結をさらに助長します。

6. 氷の削り屑

十分な圧力と摩擦が加わると、氷の結晶が割れ、削り屑や小片が生成されます。

以上の現象が同時に起こり、摩擦が減少し、氷同士が結合し、削り屑ができる結果となります。

その他の咬傷・刺傷 - 関連記事