オハイオ州の有毒クモ:ブラックウィドウとブラウンリクルーズ

オハイオ州には約600種のクモが生息しており、その多さはほとんどの住民に不安感を与えます。しかし、実際に人間に危害を加えるのはごくわずかです。オハイオ州で危険とされるのは、ブラックウィドウとブラウンリクルーズの2種だけです。その他の種は毒を持っていても人に対しては無害か、噛むことができません。

ブラックウィドウ

ブラックウィドウはオハイオ州全域に分布し、森林はもちろん、農村部や都市部でも見られます。主に地下室や物置、廃屋の隅、岩や倒木の下など、暗くて人目につきにくい場所に巣を作ります。雌は体長が大きく、光沢のある黒い体に赤い砂時計形の斑点があり、長い脚が特徴です。咬まれるのは、巣に偶然近づいたときなど、クモが脅威を感じた場合です。単独の咬み跡でも激しい痛みと筋肉痙攣・痙攣が起こり、複数回咬まれると命に関わることがあります。いずれの場合も、速やかに医療機関で診察を受けることが重要です。

ブラウンリクルーズ

ブラウンリクルーズはオハイオ州の南西部に限られた分布域を持つ、やや希少なクモです。暖かく暗い場所、たとえばガレージ、物置、丸太や木の空洞を好みます。北部の寒冷地では屋内に潜むことが多く、冬の寒さを避けて暖かい環境を求めます。体は小さく、見た目は他のクモと区別がつきにくいですが、脚が非常に長いのが特徴です。咬み跡は最初は痛みを感じにくいことが多く、数時間後に深い鈍痛が現れ、傷口がゆっくりと壊死していきます。組織が死滅するため、傷は長期間治りにくく、医療機関での処置が必要です。

外来種クモ

オハイオ州外から持ち込まれた有毒クモに出会う可能性は極めて低いですが、違法に飼育されているケースもあります。万が一、野外に放たれた場合、人に咬まれるリスクはゼロではありません。特に高齢者や子どもが不明なクモに咬まれた場合は、症状の有無にかかわらず医師の診察を受けることが推奨されます。

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