ニューヨーク州のライム病とダニの種類・症状

概要

ニューヨーク州保健局によると、1986年以降、同州で報告されたライム病は77,000件以上に上ります。主にシカダニ(黒足ダニ)とハードダニが感染源です。

シカダニ(黒足ダニ)

シカダニは黒足ダニとも呼ばれ、開けた草原や林の近くで見られます。成虫の大きさはゴマ粒ほどで、オスは黒、メスは赤い体と頭部近くに黒い鱗があります。ニューヨーク市のブロンクスやスタテンアイランドでも確認され、ナッソー、サフォーク、ウェストチェスターなど州北部の多くの郡に広く分布しています。人に付着するとライム病を媒介します。

アメリカン・ドッグダニ

アメリカン・ドッグダニはニューヨーク州で最も一般的なダニです。特にロングアイランドの沿岸部やハドソン川下流、ニューヨーク西部の限られた地域に多く生息します。体色は赤茶色で白や黄色の斑点があります。オスは約3 mm、メスはやや大きいです。人に付くことは稀ですが、犬や他の動物にライム病を伝えることがあります。

ライム病の媒介と感染過程

ダニは血液を吸うために宿主を探し、口器を皮膚に刺して付着します。ダニは最大で1週間、または血で膨らむまで宿主に留まります。この吸血中に、感染した宿主からバクテリアがダニに移り、次の宿主に感染が拡がります。満腹になったダニは宿主から離れ、次の血食先へと移ります。

主な症状

ダニに刺された後は、ライム病の兆候を観察してください。典型的な「ブルズアイ」様の発疹(約5 cmの赤い輪)が刺された部位近くに現れます。その他の初期症状は、寒気・発熱・頭痛・倦怠感・首のこり・筋肉・関節痛・リンパ節腫脹です。治療せずに放置すると、重度の疲労、首の強い痛み、四肢のしびれや感覚異常、顔面麻痺などが進行します。数週間〜数年後に、激しい頭痛、疼痛性関節炎、関節腫脹、心臓や中枢神経系の障害が現れることもあります。

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