ダニの見た目と識別ポイント

ダニは人や動物の血液を吸うことで病原体を媒介する危険な節足動物です。草むらや林の中を歩くと、温血動物に付着し血を吸って生活します。

生活周期

ダニは種子のような一体型の体を持ち、卵→幼虫→若虫→成虫の4段階で成長します。卵から孵化した幼虫は6本足、成虫は8本足です。各段階で血液を吸って次へ進みますが、種によっては数年餌なしで生き延びることもあります。

識別方法

代表的な種類には以下があります。

  • アメリカ犬ダニ:赤茶色で長さ約3/16インチ。雌は血を吸うと銀色の斑点があり、長さは約1/2インチで小さなブドウのようになります。
  • ロンスターダニ:幼虫は極小で、成虫は約1/8インチ。雌の背中中央に白い星形の斑点があります。
  • シカダニ(ライム病媒介):成虫になる前はピンの頭ほどの大きさで茶色。成虫は赤茶色で約1/8インチです。
  • 茶色犬ダニ:主に犬に寄生し、成虫はシカダニに似ています。
  • 血を吸って膨らんだダニは灰色がかって見えます。

誤解

ダニは昆虫ではなく、クモやサソリと同じクモ綱(節足動物)に属します。昆虫は6本足で触角がありますが、ダニは成虫になると8本足で触角がありません。また、跳んだり飛んだりできず、ゆっくり這って移動します。

対処法

ダニを見つけたら、ピンセットなどで根元からしっかり掴んで引き抜きます。その後、ダニをアルコールに入れた小容器に入れ、漏れないようにして保健所へ持参してください。発見した日付と場所をメモしておくと診断がスムーズです。

予防・対策

付着したダニは背中など見えにくい部位にいることがあります。除去後は、中心が黒い標的状の発疹(ブルズアイ)や発熱、原因不明の体調不良が出たら、すぐに医師に相談し抗生物質で治療できることがあります。日常的に長袖・長ズボンを着用し、虫除けスプレーを使用するなどしてダニの付着を予防しましょう。

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