頭皮の下にできた不規則でやや炎症を起こす硬いしこりとは?

考えられる原因

皮脂嚢腫(Sebaceous cyst)

皮脂腺が詰まり、非癌性の嚢胞ができる状態です。円形や楕円形で、数ミリから数センチまで大きさはさまざまです。頭皮や顔、首、背中にできやすく、通常は痛みがありませんが、感染すると炎症を起こし、触れると痛みやかゆみを感じることがあります。

脂肪腫(Lipoma)

脂肪細胞が集まってできる良性腫瘍です。柔らかく弾力があり、数ミリから数センチまでの大きさがあります。腕や脚、胴体、臀部に多く見られ、通常は痛みを伴いませんが、大きくなると不快感や神経圧迫による痛みが出ることがあります。

毛母細胞腫(Pilomatrixoma)

毛母細胞が増殖してできる良性腫瘍で、硬く丸いしこりとして現れます。頭皮や顔、首にできやすく、サイズは数ミリから数センチです。感染すると炎症を起こし、触れると痛みやかゆみを伴うことがあります。

扁平上皮がん(Squamous cell carcinoma)

皮膚の表層を構成する扁平上皮細胞から発生する悪性腫瘍です。赤みや茶色、粉状の鱗状変化を伴い、顔や耳、首、手にできやすいです。進行すると痛みや感染を伴うことがあります。

診断と治療のポイント

頭皮の下に不規則でやや炎症を起こす硬いしこりがあり、触れると痛みや時折かゆみを感じる場合は、必ず医師の診察を受けましょう。診断のために生検などの検査が行われ、原因に応じた治療法が選択されます。

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