バベシア感染症の兆候と進行

初期症状

症状はライム病と類似し、軽度から重篤まで様々です。マダニに刺されてから1〜4週間で、寒気や発熱が現れます。高齢者、免疫抑制状態の人、脾臓摘出術を受けた人は重症化リスクが高いです。

疾患の進行

感染が進行すると、倦怠感、疲労、食欲不振、夜間発汗を伴う熱、吐き気などが現れます。検査では溶血性貧血、血小板減少、ビリルビン上昇、肝酵素上昇、腎機能や心機能障害の指標が認められることがあります。無症状のままのケースもあります。

感染経路

主にBabesia microtiが原因で、シカダニ(Ixodes scapularis)が媒介します。ダニはBabesia単独、またはライム病螺旋体と同時に保有することがあります。汚染された献血製剤による血液輸血も感染源として報告されています。

Babesiaの種類と診断

赤血球の顕微鏡検査で寄生虫を検出できますが、感染後最初の2週間以内に限られます。市販の検査は3種のBabesiaを対象にしていますが、ダニからは20種以上のピロプラズマが確認されており、未発見の種が多数存在すると考えられます。治療は数か月続くことがあり、再発することもあります。

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