骨髄移植患者のケア方法
骨髄移植は、健康な骨髄を移植し、機能不全の骨髄を置き換える治療です。健康な骨髄は患者自身またはドナーから採取できます。骨髄移植は、特定のがん、遺伝性血液疾患、免疫不全症に有効です。
ケア手順
患者の免疫が極度に低下しているため、住む部屋を徹底的に清掃し、感染症から守ります。骨髄移植後は約1年間免疫が弱い状態が続くため、常に清潔を保ちましょう。
骨髄移植後の患者はイライラしやすく、不安を抱えることがあります。生活が大きく変わるため、助けを求めにくいかもしれません。根気強く接しましょう。
エアコンや暖房のフィルターを定期的に交換し、空気中の細菌やウイルスの拡散を防ぎます。
外部からの細菌が入らないよう、ドアや窓は閉めておきます。
大規模なリフォームは避けてください。工事中に放出される細菌が感染のリスクとなります。
手洗いは徹底しましょう。来訪者にも入室前にしっかり手を洗うよう指示し、トイレ使用後、オムツ交換後、食事前後にも手洗いを徹底します。
来訪者の人数を制限し、風邪や体調不良の人は入室させないでください。
外部の保育施設は利用しないでください。子どもはさまざまな感染症を持ち込む可能性があります。患者がいる家庭の子どもは保育園や幼稚園に通わせず、生ワクチンの接種も避けましょう。
ペットの室内持ち込みは避けます。移植前から飼っていたペットは許可できる場合がありますが、患者が糞や排泄物に触れないようにし、寝具を共有させないでください。鳥や爬虫類は別の場所に預けるべきです。
患者に掃除や庭仕事、買い物など、細菌や真菌に触れる可能性のある家事をさせないでください。人が多く集まる場所への外出も控えましょう。
定期検診に同行し、医師の指示をメモしておきます。
