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脳がん(脳腫瘍)についての総合ガイド

脳がん(グリオーマや髄膜腫)は、脳や頭蓋内の細胞が異常に増殖するがんです。主に星状膠細胞や乏突起膠細胞が影響を受けます。近年、脳がんによる死亡は増加傾向にあり、世界のがん死亡の約15%を占めています。

脳がんの種類

脳がんは大きく「原発性」と「転移性」の2つに分けられます。原発性脳がんは、脳自体や脳膜、下垂体、脳神経などの細胞から発生するグリオーマです。一方、転移性脳がんは、他の臓器で発生したがんが血流を通じて脳に転移したものです。

化学物質への曝露

PVC(ポリ塩化ビニル)などの化学物質に長期間曝露されると、腫瘍抑制遺伝子が変異し、がん細胞の増殖が制御できなくなることがあります。

遺伝的要因

家族歴や遺伝性疾患も脳がんのリスクを高めます。例えば、フォン・ヒッペル症候群などの遺伝性疾患はグリオーマの発症率を上昇させます。

その他のリスク要因

喫煙や大気汚染などの環境要因、加齢も脳がんの発症に関与します。年齢が上がるほど、細胞の修復機能が低下し、がん化しやすくなります。

脳がんの主な症状

記憶力低下、気分の変動、朝方に悪化する激しい頭痛、嘔吐、言語障害や思考障害などが代表的な症状です。

薬物療法

ステロイド(デカドロン、デキサメタゾン)で炎症と痛みを抑えるほか、アバスチン(ベバシズマブ)などの抗血管新生薬が静脈投与され、腫瘍への血流を遮断してがん細胞を死滅させます。

外科的治療

がんが他部位に転移していない場合、外科手術で腫瘍を除去します。手術の目的は、健康な脳組織をできるだけ残しながら腫瘍を完全に切除することです。

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