|  | 健康と病気 >  | がん | 脳腫瘍

脳死とは何か

脳死の定義

「脳死」とは、脳幹を含む全ての脳機能が不可逆的に停止した状態を指します。認知や意識の可能性が永久に失われたことを意味し、多くの国で法的な死亡の定義とされています。心拍や臓器の循環は人工呼吸器などで維持できる場合がありますが、脳の機能は回復不可能です。


診断基準と手順

脳死と診断するためには、医師は厳格な臨床検査を行い、残存する脳活動がないことを確認します。主な基準は以下の通りです。

  • 脳幹反射の消失(例:角膜反射、瞳孔光反射)
  • 自発呼吸の欠如、または人工換気停止後の呼吸反応がないこと

必要に応じて、CTやMRIなどの画像検査で広範囲かつ不可逆的な脳損傷が確認されることもあります。


昏睡との違い

昏睡は脳活動は残っているものの意識が失われた深い無意識状態です。一方、脳死は全ての脳機能が完全に失われており、意識の回復や生命活動の再開は生物学的に不可能です。

脳腫瘍 - 関連記事