脳腫瘍(脳がん)に関する情報
脳腫瘍は、がんが他の部位から転移してくる「転移性脳腫瘍」と、脳自体で発生する「原発性脳腫瘍」の2大カテゴリに分かれ、良性・悪性合わせて約120のサブタイプが存在します。早期に腫瘍を発見することが治療成功の鍵です。
罹患率
2008年の米国の統計によると、約35万9千人が原発性脳腫瘍を抱えていました。同年、新たに診断された脳腫瘍患者は約5万2千200人で、5年生存率は約3人に1人です。
リスク要因
- 人種:白人に発症率が高い。
- 年齢:45歳以上の方に多く見られる。
- 家族歴や遺伝的要因。
- 放射線被曝:被曝から10〜15年後に腫瘍が出現しやすい。
- 化学物質や電磁波への曝露(アスパルテーム、石油系製品、ビニルクロライドなど)。ただし、これらの影響は現在も研究が続けられています。
主な症状
- 朝方に強くなる頭痛(時間とともに軽減することが多い)。
- 発作(痙攣)。
- 吐き気・嘔吐。
- 平衡感覚の障害。
- 性格や記憶の変化。
脳腫瘍は診断が難しく、約3人に1人は発作で入院した際に初めて腫瘍が見つります。
診断・検査
症状がある場合は、医師に相談し以下の検査を受けることが推奨されます。
- 生検(脳組織のサンプル解析)
- 視覚検査、聴覚検査、神経学的評価
- MRI(磁気共鳴画像)
- 協調性・反射テスト
治療法
主な治療は放射線療法、化学療法、外科手術です。放射線療法は外部照射と内部照射(放射性物質を脊髄や腫瘍内部に直接投与)に分かれます。副作用は強いものの、がんの進行を抑えるために重要な選択肢となります。
