髄膜腫の症状と特徴
髄膜腫は脳や脊髄を覆う髄膜にできる腫瘍で、ほとんどが良性ですが、稀に悪性になることがあります。原因は明確ではありませんが、頭部への放射線治療歴や女性ホルモンの影響が関与すると考えられています。腫瘍の位置によって引き起こす症状は多岐にわたります。
人格・性格の変化
前頭葉に髄膜腫ができると、徐々に気分や性格が変化することがあります。さらに、片側の身体麻痺が現れることもあります。
言語障害
左半球に腫瘍ができると、発語が不明瞭になったり、言葉がもつれるなどの言語障害が現れます。
頭痛
髄膜腫が頭蓋内圧を上昇させるため、頻繁で徐々に強くなる頭痛が症状として現れます。
視覚障害
視界がぼやける、二重に見えるといった急な視覚変化は髄膜腫の典型的な症状です。これも頭蓋内圧上昇が原因です。
記憶障害
側頭葉に腫瘍ができると、記憶力の低下や協調運動の障害が見られることがあります。
その他の症状
発作(痙攣)、聴覚低下、四肢の筋力低下、文字を書くといった細かい作業の困難なども髄膜腫の症状として報告されています。
