最も致命的な脳疾患は何か?
クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)とは
クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)は、致死率が最も高い脳疾患とされています。極めて稀な変性疾患で、脳と神経系全体に影響を及ぼします。CJDは異常なタンパク質「プリオン」によって引き起こされます。プリオンは熱や放射線、タンパク質分解酵素に対して耐性を持つ感染性因子で、感染した組織、血液、脳脊髄液との接触により人へ伝染します。
主な症状と経過
CJDの特徴は急速に進行する認知症です。主な症状として、記憶障害、混乱、方向感覚の喪失、幻覚、けいれん、筋肉の痙攣、言語障害や嚥下困難などが挙げられます。症状は数週間から数か月の間に急速に悪化し、最終的には数か月以内に死亡に至ります。
治療と対策
現在のところCJDを根本的に治す方法はありません。治療は症状の緩和と総合的な支持療法に重点が置かれ、患者の生活の質をできるだけ保つことが目指されます。
