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髄膜腫の予後はどのようなものですか?

症状

髄膜腫の症状は腫瘍の位置によって異なります。視神経近くにある場合は視力低下や視野欠損が起こります。頭痛は頻度や強さが増し、持続時間が長くなることがあります。聴力低下、記憶障害、集中力低下、性格変化、四肢の脱力、痙攣(発作)なども報告されています。良性の髄膜腫の予後は概ね良好です。

リスク要因

頭部に放射線治療を受けた人は髄膜腫のリスクが高まります。乳がんの既往歴や遺伝性神経線維腫症(NF2)もリスク要因です。過去にがん治療を受けた人は、再発リスクが高くなるため予後が悪化する可能性があります。

診断

まず詳しい問診と身体検査を行い、必要に応じて画像診断を実施します。CT、MRI、X線が一般的です。生検により腫瘍が良性か悪性かを判定します。悪性の場合は予後が非常に悪くなりますが、良性の髄膜腫は予後が良好です。

治療

治療方針は腫瘍の大きさと部位によります。症状が軽く腫瘍が増大していなければ経過観察が選択されます。この場合、予後は非常に良好です。外科的切除は高い成功率を示します。手術が不適切な場合は、放射線治療や放射線手術が有効です。

タイプ(グレード)

髄膜腫はⅠ、Ⅱ、Ⅲの3つのグレードに分類されます。Ⅰ型は約90%で良性・増殖が遅く、10年以内の再発率は7%程度です。予後は最も良好です。Ⅱ型は5〜7%で増殖がやや速く、5年以内に再発することがあります。予後はⅠ型ほど良くはありませんが、概ね良好です。Ⅲ型は3〜5%で増殖が速く、術後2年以内に再発することが多く、予後は不良です。

予後

腫瘍のサイズ・部位、患者の全身状態が予後に影響します。例えば視神経に腫瘍があると視力が永続的に失われることがあります。また、他に重篤な疾患がある場合は手術リスクが高くなることがあります。全体として、良性髄膜腫の予後は非常に良好です。手術での完全切除率は約80%、再発率は約25%です。

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