エペンドリモーマ(上衣細胞腫)の概要と治療
エペンドリモーマは脳や脊髄にできる悪性腫瘍で、子供から大人まで幅広い年齢層が罹患します。米国国立がん研究所によると、子供の脳腫瘍の約1/11がエペンドリモーマです。
タイプ
- 典型エペンドリモーマ(およびその変異形)
- 高度異型エペンドリモーマ(アナプラストエペンドリモーマ)
- 粘液性乳頭状エペンドリモーマ(ミュクソパピラリーエペンドリモーマ)
- 皮下上皮腫(サブエペンドリモーマ)
主な症状
- 頻繁な頭痛
- 吐き気・嘔吐
- けいれん発作
- 平衡感覚の障害や歩行困難
診断方法
- CT(コンピュータ断層撮影)やMRI(磁気共鳴画像)で腫瘍の位置と大きさを評価
- 外科的生検により組織検査で確定診断
治療法
- 可能な限り腫瘍を摘出する外科手術
- 術後の局所放射線療法
- 場合によっては化学療法を併用
予後
予後は腫瘍の完全切除の可否、腫瘍のグレード(タイプ)、患者の年齢、腫瘍の部位、転移の有無などに左右されます。完全に切除できた場合や低悪性度のタイプでは比較的良好ですが、再発や中枢神経系への転移があると予後は不良となります。
