末期脳腫瘍の分類と特徴
脳腫瘍は脳内に異常な細胞が増殖した腫瘍で、種類は多岐にわたります。がんの進行度は通常ステージで表されますが、脳腫瘍には標準的なステージングシステムは存在しません。
Grade I
- 毛様星形細胞腫は、細胞はほぼ正常に見えるものの、近隣組織へ浸潤することがあります。小児や若年成人に多く、手術で完全に摘出できることが多いです。
Grade II
- びまん性星形細胞腫は増殖は緩やかですが、近隣組織へ拡がりやすく、上位グレードへ進行する可能性があります。主に若年成人に見られます。
Grade III
- 未分化星形細胞腫は平均発症年齢が約41歳で、増殖が速く近隣組織へ浸潤します。
Grade IV
- 膠芽腫は正常細胞と形態が大きく異なる悪性星形細胞腫で、急速に増殖・浸潤します。主に45歳から70歳の間に発症します。
Brain Stem Gliomas(脳幹膠芽腫)
- 脳幹に広範に浸潤するため、外科的切除が非常に困難です。
Pineal Astrocytic Tumor(松果体星形細胞腫)
- メラトニンを分泌する松果体近傍に発生し、グレードは様々です。
