先天性脳腫瘍は出生時に存在し得るのか?
先天性脳腫瘍とは
先天性脳腫瘍は出生時にすでに存在する腫瘍で、約4,000人に1人の頻度で発生します。良性(非癌性)と悪性(癌性)の両方があります。
主な種類
- 髄芽腫(ずいがしゅ): 小児に最も多い悪性脳腫瘍で、主に小脳に発生します。
- 星形細胞腫(せいけいさいぼうしゅ): 良性・悪性のいずれもあり、脳全体に出現しますが、特に大脳皮質に多いです。
- 上衣腫(じょういしゅ): 脳室内の脈絡液が満たす空間にでき、良性・悪性があります。
- 脈絡髄膜乳頭腫(みゃくらくずいまくにゅうとうしゅ): 脈絡髄膜でできる良性腫瘍で、脳脊髄液の産生に関わります。
症状
腫瘍の位置や大きさにより症状は様々ですが、代表的なものは以下です。
- 頭痛
- 吐き気・嘔吐
- けいれん
- 視力障害
- 聴覚障害
- 平衡感覚の異常
- 発達遅滞
診断と治療
上記の症状が見られたら速やかに医師の診察を受けることが重要です。治療法には手術、放射線療法、化学療法があり、予後は腫瘍の種類・位置・大きさに左右されます。
