サーモグラフィの欠点と留意点
実施方法
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被検者は上半身の衣服を脱ぎ、室温に体温を合わせる時間を取ります。その後、両手を頭上またはバーに上げ、全方向から撮影が開始されます。続いて、冷たい物体を握って体温が下がるまで待ち、再度撮影します。この手順は温度変化に対する神経反応を測定し、健康な組織は冷えて温度が下がるのに対し、癌組織は温かさを保つと仮定しています。2つの画像を比較して評価します。
安全性と精度
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Women Health Zone の推定によると、サーモグラフィの精度は最大で96%とされ、他の乳がん検査よりも詳細な画像が得られるとされています。熱点(ホットスポット)を捉えることで、他の画像診断法より早期に疑わしい領域を検出でき、血管新生や腫瘍が悪性化した際の温度上昇も把握できます。密度が高い乳房でも有効と考えられ、放射線を使用せず、乳房を圧迫しないため、マンモグラムに比べて安全性が高いです。必要に応じて定期的に実施し、乳房の状態や治療効果を評価することが可能です。
欠点
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熱点の検出は得意ですが、腫瘍の正確な位置を特定できません。そのため、マンモグラムと組み合わせることで包括的な診断が可能になります。ホルモン変動による体温変化は結果に大きく影響しないとされていますが、偽陽性率は約10%、偽陰性率も約10%と報告されています。偽陰性となりやすいのは代謝率が低く成長が遅い腫瘍であり、早期に発見できれば生存率は高くなると考えられます。
注意点
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正確な結果を得るためには、認定施設と熟練したスタッフが実施することが必須です。また、サーモグラフィはマンモグラムや自己検診の代替手段ではなく、補助的な検査として位置付けられます。
