浸潤性小葉癌の症状
浸潤性小葉癌は、主に乳管に発生し、周囲組織へゆっくりと広がる乳がんの一種です。米国メイヨークリニックによると、毎年約2万人の女性が診断されています。危険な病状ではありますが、他の乳がんに比べて回復率が高いとされています。
皮膚の肥厚
浸潤性小葉癌の症状として、乳房の皮膚が部分的に硬くなることがあります。1か所だけ、複数箇所、または広い範囲で硬くなることがあります。硬くなった皮膚は、オレンジやグレープフルーツの皮のようなざらざらした感触や小さな凹みが見られることがあります。
腫れ(腫脹)
浸潤性小葉癌に伴い、乳房が腫れることがあります。腫れは局所的に現れることもあれば、乳房全体に広がることもあります。しばしば、ランダムに小さな領域が液体で満たされたように感じられますが、固いしこりとは異なります。
乳頭の変化
浸潤性小葉癌の一般的な症状のひとつに、乳頭が内側に向き、勃起しなくなる(乳頭陥凹)ことがあります。
検査と診断
浸潤性小葉癌はしこりができにくく、広範囲に広がるため、マンモグラムでの検出が難しいことがあります。最も効果的な検出方法は、医師による視診・触診です。異常が疑われた場合は、超音波検査と生検が行われ、生検が確定診断となります。
両側乳房への影響
メイヨークリニックによれば、浸潤性小葉癌は片側だけでなく、両側の乳房に発生する可能性があります。統計では、片側に浸潤性小葉癌がある女性のうち、約2割がもう一方の乳房にも同様の病変を持つと推定されています。
