乳がんの概要と予防・治療法
乳がんとは
乳がんは、乳房の組織に悪性(がん)細胞ができる病気です。米国では皮膚がんに次いで女性に最も多いがんです。
主な症状
- 新たにできたしこりや腫れ
- 乳房の大きさ・形状・外観の変化
- 皮膚のへこみやしわ
- 乳頭が内側に向く、形が変わる
- 乳頭からの分泌物(母乳以外)
- 乳頭や乳房の皮膚の赤み、鱗屑、肥厚
- 乳房や乳頭の痛み
リスク要因
- 年齢が上がるほどリスク増加(特に50歳以上)
- 乳がんの既往歴
- 家族に乳がん患者がいる
- BRCA1・BRCA2 などの遺伝子変異
- 肥満
- 運動不足
- 喫煙
- 過度の飲酒
- ホルモン補充療法
- 放射線被曝
診断方法
- マンモグラフィー:低線量のX線で乳房を撮影し、早期の異常を検出
- 超音波検査:固形と液体の腫瘤を区別
- MRI(磁気共鳴画像):詳細な画像で腫瘍の範囲を把握
- 生検:乳房組織の一部を採取し、顕微鏡でがん細胞を確認
治療法
- 手術:がん腫瘍の切除
- 放射線療法:残存がん細胞の除去
- 化学療法:全身にがん細胞を攻撃
- ホルモン療法:がん細胞の増殖を抑制
- 分子標的療法:がん細胞の特定タンパク質を狙う
予後
予後は診断時のステージとがんのタイプに左右されます。早期に発見・治療すれば予後は良好です。
リスク低減のための生活習慣
- 適正体重を維持する
- 定期的な運動を行う
- バランスの取れた食事を心がける
- たばこを避ける
- 飲酒は適量に抑える
- 不要な放射線被曝を避ける
- 家族歴がある場合は医師に遺伝子検査を相談する
