がん治療に蛇毒(ヴァイパー毒)を活用する方法
2000年12月から、科学者たちは蛇毒をがん治療に応用できないか研究しています。南部コッパーヘッド(Southern copperhead)から抽出されたタンパク質「contortrostatin」は、マウスのがん転移を抑える二つの作用を示しました。一つはがん細胞が他の細胞に付着するのを阻害し、もう一つは新しい血管(血管新生)の形成を抑えることで、がんの増殖を食い止めます。蛇毒由来のタンパク質はすでに心血管疾患や脳卒中の薬として利用されており、がん治療への応用が期待されています。
必要なもの
- 特になし:専門家に任せてください。
手順
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約650種ある毒蛇の毒を調査します。毒は神経毒と血液毒の両方が含まれ、医薬品候補となり得ます。
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毒蛇を捕獲し、毒を採取します。シカゴ大学のタカチ博士らのように、専門家が野生の毒蛇を収集し、実験室で研究します。
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心疾患やがん治療に有効なタンパク質を分離します。タカチ博士のチームは「毒タンパク質ライブラリ」を構築し、多様な毒タンパク質をスクリーニングしています。
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分離したタンパク質を合成し、無毒化した形で製造します。マークランド博士は遺伝子組換え技術で大腸菌にタンパク質を大量生産させ、研究用医薬品を確保しました。
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合成タンパク質を実験動物(マウス)で検証します。乳がんを移植したマウスにcontortrostatinを投与した結果、肺転移が90%抑制されました。
