肺がんと闘うための食事ガイド
肺・肝臓がんの基礎知識
肺や肝臓のがんと闘うためには、ビタミン・ミネラル・栄養素を十分に供給し、体の機能を最高の状態に保つことが重要です。アメリカがん協会(ACS)やCancer Treatment Centers of Americaの見解でも、全体的にバランスの取れた食事が推奨されています。
推奨される食事のポイントは次の通りです。
- 全粒穀物、果物、野菜を中心に摂取し、飽和脂肪酸、アルコール、トランス脂肪、揚げ物、砂糖、加工食品、白い(精製)小麦製品はできるだけ控える。
- ブロッコリーやベリー類など、がん抑制効果が期待できる野菜・果物を毎食1食分ずつ取り入れる。
- たんぱく質は体組織の修復に不可欠です。体重1ポンド(約0.45kg)あたり0.5〜0.8gのたんぱく質を目安に、鶏肉、牛肉、卵、魚介類、七面鳥などから摂取する。
- 総エネルギーの25〜30%を健康的な脂質でまかなう。ナッツ、オイル、種子、アボカドなどが良い脂質源です。
食事のポイント
がんが進行し体重が低下しやすい場合は、カロリー摂取量を増やして体重維持を目指します。必ずしも栄養価の高い食品だけにこだわらず、以下のような高カロリーで食べやすいものを活用するとよいでしょう。
- プロテインシェイクにアイスクリームやコンデンスミルク、ナチュラルピーナッツバターを加える。
- 好みの高エネルギー食品をたくさん摂取し、体力を維持する。
バランスの取れた食事は、放射線療法や化学療法、手術といった標準的ながん治療の効果をサポートし、治療中の副作用軽減にもつながります。
