タモキシフェンの副作用と注意点
タモキシフェン(商品名:ソルタマックス)は、エストロゲン受容体拮抗薬で、エストロゲン依存性の乳がんの治療・予防に用いられます。通常の投与量は1日20〜40 mgです。
一般的な副作用
- ほてり(ホットフラッシュ)
- 腹部膨満感
- 月経周期の変化や不正出血
- 膣分泌物の増加
- 骨の痛み
- 吐き気・嘔吐
- 体重減少
- 皮膚の変化
重篤な副作用(まれに起こる)
- 脳卒中
- 血栓症
- 卵巣嚢胞
- 子宮筋腫
- 白内障
- 子宮内膜症
- 肝障害
- 子宮がんリスクの増加
薬物相互作用
タモキシフェンは抗凝固薬と併用されることがありますが、これらの薬の効果を増強し、出血や凝固時間の延長を招く可能性があります。
注意事項
肝疾患、脳卒中や血栓の既往、白内障の既往、脂肪酸濃度が高いなどの既往歴がある患者は、投与前に追加検査が必要になることがあります。
治療上の留意点
重篤な副作用のリスクがあるため、治療中は定期的なマンモグラフィーと肝機能検査を受けることが推奨されます。
