子宮頸がんの診断手順と検査方法

子宮頸がんは女性のがん全体の約2.5%を占め、主にヒトパピローマウイルス(HPV)感染が原因です。早期発見のため、性的に活発な女性や性感染症の既往がある女性は、年に一度の骨盤検査(パップスメア)を受けることが推奨されています。

診断の流れ

  1. パップスメア(子宮頸部細胞診):医師がスペクulumを用いて子宮頸部の細胞を綿棒で拭い取り、スライドに塗布して検査します。HPV感染や異常細胞の有無を確認します。
  2. コルポスコピー:パップスメアの結果で異常が疑われた場合に実施します。拡大鏡(コルポスコープ)で子宮頸部や膣内を観察し、病変の有無を判断します。
  3. 骨盤内診(視診・触診):スペクulumと手指診で子宮頸部や周囲の臓器を直接触診し、腫瘤や硬さなどの異常を確認します。
  4. 組織検査:がんが疑われた場合に行う追加検査です。代表的な方法は以下の通りです
    • 円錐切除(コーンバイオプシー)―子宮頸部の円錐形組織を切除し、病理検査に回す。
    • 子宮頸管掻爬(エンドシーバルキューレッタージュ)―子宮頸管内壁を刮取して組織サンプルを採取。
  5. 血液検査(RECafテスト):血中の腫瘍マーカーを測定し、子宮頸がんの有無を判定します。感度は約96%と高く、パップスメアと併用することで診断精度が向上します。

これらの検査を組み合わせて早期に子宮頸がんを発見し、適切な治療につなげましょう。

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