結腸直腸がんにおける緩和的全身化学療法とは?
結腸直腸がんは、結腸または直腸に発生するがんを総称したものです。進行した段階では、症状の緩和を目的として、全身化学療法が行われることがあります。
概要
- 米国国立がん研究所(NCI)は、緩和療法を「患者の苦痛を軽減し、がんや他の疾患の症状を和らげることを目的とした治療」と定義しています。治癒を目的としたものではありません。
結腸がん
- 進行した(ステージIV)結腸がんでは、がんが他の臓器へ転移したり、以前の治療後に再発したりすることが多いです(NCI)。このような場合、生活の質を向上させるために緩和的化学療法が選択されます。
直腸がん
- 直腸がんが全身に転移した場合、根治は難しいと米国がん協会(ACS)は述べています。その際、腸閉塞や出血といった合併症を防ぐ目的で、緩和的化学療法が用いられます。
結腸がんに対する追加の緩和治療
- 結腸がんに対しては、放射線療法が緩和目的で使用されることがあります(NCI)。
直腸がんに対する追加の緩和治療
- 直腸がんの場合、放射線療法、外科手術、レーザーによる腫瘍除去、または直腸ステントの留置などが緩和的手段として挙げられます(ACS)。
