コラーゲン疾患とは?概要と主な種類、症状・治療法
コラーゲン疾患とは
コラーゲン疾患は、自己免疫反応により結合組織に炎症や障害が起こる病気の総称です。結合組織は体を支え、組織や臓器に強度と弾力性を与える重要な素材です。
主なコラーゲン疾患の種類
- 関節リウマチ:関節に慢性的な炎症が起こり、痛み・腫れ・こわばりを伴います。
- 変形性関節症(骨関節症):関節の軟骨がすり減り、痛みや可動域制限が生じる最も一般的な関節炎です。
- 全身性エリテマトーデス(SLE):関節、皮膚、腎臓、心臓など多臓器に影響を及ぼす慢性自己免疫疾患です。
- 全身性硬化症(硬皮症):皮膚が硬く締まり、内臓にも障害が及ぶことがあります。
- シェーグレン症候群:涙腺・唾液腺の分泌が低下し、目や口、鼻の乾燥を引き起こします。
共通する症状
疾患ごとに症状は異なりますが、以下のような症状がよく見られます。
- 疼痛・腫脹・関節のこわばり
- 倦怠感・筋力低下
- 体重減少
治療の基本方針
主に炎症と痛みを抑える薬剤(NSAIDs、ステロイド、免疫抑制剤など)を使用し、病状の進行を遅らせます。加えて、関節機能や可動性を維持・改善するために理学療法や作業療法が推奨されます。
