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小児白血病の治療法とは?

白血病は骨髄で血液細胞が異常に増殖する癌です。米国では2009年に15歳未満の子ども3,509人が白血病と診断されました。子どもの白血病は種類や進行度に応じて治療法が異なります。

診断と症状

小児が白血病になると、骨髄が異常な白血球を大量に産生します。白血球は本来感染と闘う働きがありますが、異常細胞が過剰になると、酸素を運ぶ赤血球や血液凝固に必要な血小板が不足し、体重減少、倦怠感、食欲不振、頻繁な感染、出血傾向、リンパ節腫脹、貧血、夜間発汗、関節や骨の痛みなどの症状が現れます。治療は赤血球と白血球のバランスを回復させることを目的とします。

白血病の種類

小児にみられる主な白血病は、急性リンパ性白血病(ALL)、慢性骨髄性白血病(CML)、急性骨髄性白血病(AML)および若年性骨髄単球性白血病です。特にALLは最も頻度が高く、子どもは急性(進行が速い)形態を発症しやすいとされています。

導入期(インダクション)化学療法

化学療法は白血病治療の中心です。薬剤は経口または点滴で投与され、増殖の早い癌細胞を標的にして死滅させます。導入期では複数の薬剤を組み合わせて投与し、白血病細胞の大部分を骨髄内で除去し、寛解(症状が消失した状態)を目指します。

髄膜内化学療法(イントラテカアル)

白血病が脊髄液や脳へ転移している可能性があるため、薬剤を髄液内に直接注入します。これにより中枢神経系の白血病細胞を除去しますが、稀に痙攣(けいれん)を引き起こすリスクがあります。

放射線療法

白血球数が極端に高い、髄液中に白血病細胞がある、または年長の子どもに対して、放射線療法が併用されることがあります。放射線は癌細胞を死滅させ、脾臓の肥大やリンパ節腫脹の縮小にも寄与します。

強化期・維持期化学療法

強化期は最も強力な化学療法で、病状に合わせた新たな薬剤コンビネーションを使用し、残存する白血病細胞を徹底的に除去します。強化期の後は維持期へ移行し、低用量の薬剤で数か月から数年にわたり再発予防を行います。

骨髄移植

他の治療で白血球数が低下しない、または再発した場合に骨髄移植が検討されます。ドナーから採取した幹細胞(骨髄、末梢血、臍帯血)を移植し、患者の病的骨髄を健康な骨髄に置き換えることで、正常な血球産生を回復させます。

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