多発性骨髄腫の最終段階とは?ステージ別の特徴と予後
多発性骨髄腫(MM)のステージ分類
多発性骨髄腫は血液がんの一種で、形質細胞に発生します。病状の重症度に応じてⅠ〜Ⅲの3段階に分けられ、治療方針や予後評価に用いられます。
Ⅰ期(ステージ I)
- 血液・尿中の単クローンタンパク(Mタンパク)濃度が低い
- 骨髄中の骨髄腫細胞が比較的少ない
- 臓器や組織の障害は認められない
Ⅱ期(ステージ II)
- Ⅰ期に比べて血液・尿中のMタンパクが増加
- 骨髄中の腫瘍細胞が増える
- 臓器障害はまだ見られない
Ⅲ期(ステージ III)
- 血液・尿中のMタンパクが高濃度
- 骨髄中に大量の骨髄腫細胞が浸潤
- 以下のような臓器・組織障害が認められる
- 貧血(赤血球減少)
- 腎機能障害(クレアチニン上昇)
- 骨病変
- 高カルシウム血症(血中カルシウム濃度上昇)
このステージングは、医師が最適な治療計画を立て、患者さんの予後を評価する際の重要な指標となります。
