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肺がんの末期段階と分類

米国疾病予防管理センター(CDC)によると、肺がんは毎年、乳がん、前立腺がん、大腸がんを合わせたよりも多くの人が死亡するがんです。肺がんは診断が遅れることが多く、進行した状態で見つかることが多いため、末期化しやすいとされています。医師は腫瘍の大きさや転移の範囲に基づき、病期を「限定型」または「広範囲型」に分類し、ステージⅠ〜Ⅳで段階付けします。

限定型(Limited Disease)

腫瘍が片側の肺に限られ、同側のリンパ節にのみ転移している場合を限定型と呼びます。限定型の患者は、外科手術や放射線療法といった局所治療でがんを根治できる可能性があります。

広範囲型(Extensive Disease)

がんが両肺に広がったり、対側のリンパ節、遠隔臓器、あるいは胸水にがん細胞が検出された場合は広範囲型と診断されます。米国がん協会(American Cancer Society)によれば、肺がん患者の約3分の2が診断時に広範囲型です。広範囲型は治癒が困難で、末期とみなされます。

ステージ I・II

ステージ I は腫瘍が単一肺に限定され、サイズにより IA と IB に分けられます。ステージ II は腫瘍が5~7cmでリンパ節に転移していない(IIA)か、5cm未満で近隣リンパ節に転移している(IIB)場合です。ステージ I の5年生存率は約31%、ステージ II は約19%です。

ステージ III

腫瘍が7cmを超え、リンパ節や胸壁、横隔膜、気管、食道、心臓、脊椎など周囲の臓器に浸潤した場合はステージ III とされます。肺が炎症や虚脱を起こすこともあります。5年生存率は約8%で、ほぼ末期とみなされます。

ステージ IV

腫瘍が両肺に存在する、または肝臓・骨など遠隔臓器へ転移し、胸水にがん細胞が認められる場合はステージ IV と診断されます。5年生存率はわずか2%です。

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