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腺癌(肺腺がん)の治療法

肺腺がんは、現在診断される肺がんの約40%を占めます。肺の一部に発生し、肺全体や両肺へ広がることがあります。また、脳・肝臓・骨などの重要臓器へも転移しやすく、早期発見・治療が予後改善の鍵です。

手術

早期に発見された場合、手術が第一選択となります。腫瘍の大きさや位置に応じて、肺葉の一部、肺葉全体、または肺全体を切除します。同時にリンパ節の生検を行い、転移の有無を確認します。

化学療法

進行した肺腺がんに対してよく用いられます。がん細胞だけでなく正常細胞にも影響を与えるため、吐き気、脱毛、口内炎、倦怠感などの副作用があります。点滴または経口で投与し、複数の薬剤を組み合わせて長期間行うことがあります。

放射線治療

腫瘍の縮小や転移抑制を目的に行います。外部から照射する外部放射線や、腫瘍近傍に直接注入する内部放射線があります。脳転移が疑われる場合は脳への放射線も検討され、手術や化学療法と併用されることが多いです。

薬物療法

進行例で新しい治療法として、血管新生阻害剤(例:アバスチン)や分子標的薬(例:タルセバ)があります。アバスチンは腫瘍への血流を抑制し、タルセバはがん細胞の増殖シグナルを遮断します。

緩和ケア

治療効果が得られない場合や、症状緩和を重視する場合は、痛みや不快感を和らげる緩和ケアを選択します。病気の進行を止めることはできませんが、家族と過ごす時間を快適にするサポートが提供されます。

自然療法・ホメオパシー

治療と併用して、ストレス緩和や免疫力向上を目的に行うことがあります。鍼灸、イメージトレーニング、運動、マッサージなどが挙げられます。また、野菜や果物中心の食事、糖質制限、ビタミンCや葉酸、シトラスペクチンなどのサプリメントも推奨されます。十分な休養を取ることも重要です。

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