B細胞リンパ腫とは何か
症状
初期症状はリンパ節の痛みや腫れです。首、胸部、鼠径部など全身に分布するリンパ節が痛むことがありますが、軽度のため見過ごされがちです。
その他の症状として、倦怠感、体重減少、呼吸困難などがあります。
原因
通常、感染などの病原体が体内にあるとB細胞は増殖し、病原体が除去されるとアポトーシス(プログラムされた細胞死)で数が減ります。B細胞リンパ腫では、アポトーシスが起こらず、異常に増殖し続けることでがんが形成されます。
リスク要因
細胞の遺伝子変異ががんの根本原因ですが、環境要因や免疫機能の低下がリスクを高めます。AIDSなどの免疫不全、化学物質への曝露、加齢などが主なリスクです。
診断
血液検査で白血球数や異常細胞を確認し、リンパ節の生検で腫瘍細胞を直接観察します。がんが骨髄に転移しているかは骨髄穿刺で調べます。
治療
主な治療は放射線療法と化学療法です。放射線は腫瘍が存在するリンパ節に局所的に照射し、化学療法は経口または注射で全身に作用します。進行例では造血幹細胞移植が行われることがあります。
また、リツキシマブというモノクローナル抗体を用いた生物学的治療(免疫療法)も効果的です。
