MALTリンパ腫の診断・症状・治療ガイド
概要
MALTリンパ腫(粘膜関連リンパ組織(MALT)型びまん性帯状帯芽腫)は、非ホジキンリンパ腫の中でも稀なタイプです。胃に最も多く見られますが、肺、皮膚、甲状腺など他の臓器でも発生します。増殖は遅く、早期に診断できれば予後は良好です。
症状
腫瘍の部位や大きさにより症状は異なりますが、主なものは以下の通りです。
- 腹痛
- 吐き気・嘔吐
- 下痢
- 体重減少
- 倦怠感
- 夜間の発汗
- 発熱
診断
診断は複数の検査を組み合わせて行います。
- 身体診察
- 血液検査
- CTやMRIなどの画像診断
- 内視鏡検査
- 組織生検
治療
病期や患者さんの全身状態に応じて、以下の治療が選択されます。
- 化学療法
- 放射線療法
- 外科的切除
- 分子標的薬
- 免疫療法
予後
予後は概ね良好です。局所病変に限られたMALTリンパ腫の5年生存率は約95%、進行例でも約70%と報告されています。
