正常な血球数でもがんになることはありますか?
医師が血液検査を指示する理由
メイヨークリニックによれば、血液検査は臓器機能の評価やがんの兆候を探るために行われます。ただし、すべてのがんが血液検査で検出できるわけではありません。例として、前立腺がんは前立腺に限局している場合、一般的な全血球計算(CBC)やPSA検査で異常が出ないことがあります。そのため、医師は針生検などの追加検査を推奨します。
全血球計算(CBC)
CBCは血液中の赤血球、白血球、血小板などの数を測定します。特定の血球が過剰または不足していると、骨髄生検などのさらなる検査が必要になることがあります。CBC単独でがんの有無を確定できるわけではありません。
血液タンパク質検査
血清タンパク質検査では異常なタンパク質や免疫グロブリンを検出します。免疫グロブリンが高値を示すと多発性骨髄腫の疑いがありますが、他の原因でも上昇することがあります。血清タンパク質が正常でも、がんが疑われる場合は追加検査が必要です。
その他の検査
血液検査で異常が認められた場合、医師は尿細胞診、腫瘍マーカー検査、画像診断などを組み合わせて診断を進めます。どの検査も単独では決定的な結果を出せませんが、総合的な証拠として診断に寄与します。
セカンドオピニオンの重要性
診断結果に納得がいかない場合や治療方針を確認したい場合は、別の医療機関でセカンドオピニオンを受けることが推奨されます。検査の再実施や病理診断の再評価により、異なる見解が得られることがあります。
まとめ:血球数が正常でもがんは存在し得ます。複数の検査と専門家の総合判断が不可欠です。
