無傷の子宮内膜とは?
無傷の子宮内膜とは
無傷の子宮内膜は、月経の際に剥がれ落ちていない子宮の内側の粘膜です。内膜は上皮細胞層と、基底を支える間質(結合組織)から構成され、月経周期を調整するホルモンの分泌や、受精卵が着床する場を提供します。
受胎における重要性
受精卵が正常に着床できるためには、厚さ・血流・ホルモン環境が整った無傷の子宮内膜が欠かせません。内膜が損傷したり発育不全であると、妊娠が困難になるか、妊娠できなくなることがあります。
内膜の障害となる主な疾患
・アッシャーマン症候群:手術や感染後に内膜が瘢痕化し、着床面が減少する。
・子宮内膜症:子宮外に子宮内膜組織が増殖し、炎症や癒着を引き起こす。
・子宮腺筋症:子宮筋層内に内膜組織が入り込み、内膜の構造が乱れる。
・子宮筋腫:子宮内に良性の腫瘍ができ、血流や内膜の発達に影響を与える。
これらの疾患はすべて、子宮内膜が受精卵の着床を支える機能を低下させ、妊娠しにくくなる原因となります。
