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卵巣嚢胞の手術はいつ必要ですか?

卵巣嚢胞の手術が必要になる主なケース

卵巣嚢胞は卵巣にできる液体で満たされた嚢です。ほとんどは良性で自然に消えることが多く、治療は不要です。しかし、次のような状況では手術が検討されます。

1. 大きさや構造が問題のとき

直径5センチメートル以上の大きな嚢胞や、内部に複雑な構造(固形部や壁の不均一)が認められ、悪性のリスクが疑われる場合は、外科的除去が推奨されます。

2. 悪性が疑われるとき

画像検査や血液検査でがんの可能性が示唆された場合、確定診断のために嚢胞の生検や摘出が必要です。

3. 継続的な疼痛や不快感があるとき

嚢胞が破裂したり、卵巣捻転(ねじれる)を起こすと強い痛みが生じます。症状緩和のために手術が行われます。

4. 不妊治療に影響があるとき

嚢胞が排卵を妨げる場合、摘出により妊娠の可能性が高まります。

5. 子宮内膜症に伴うエンドメトリオーマ(チョコレート嚢胞)のとき

子宮内膜症関連の嚢胞は疼痛や不妊の原因になるため、症状改善と将来の妊娠力保持のために手術が選択されます。

手術の可否は、嚢胞のサイズ、タイプ、症状、リスクなど個々の状況に応じて医師が判断します。手術が必要と判断された場合、傷跡や回復期間を最小限に抑えるため、腹腔鏡手術などの低侵襲法が主に用いられます。

担当医と相談し、手術のメリット・デメリットを十分に理解した上で、最適な治療方針を決めましょう。

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