膵臓がんの兆候とは?
膵臓がんは、胃の後ろに位置する膵臓で発生するがんです。進行が早く、早期発見が難しいため、以下のような兆候に注意が必要です。
膵臓がんの主な症状
黄疸(おうだん)
皮膚や眼球の白目が黄色くなる状態です。膵臓が胆管を圧迫し、胆汁の流れが妨げられることでビリルビンが血中に蓄積し、黄疸が現れます。
腹部の痛み
上腹部に鈍い痛みや圧迫感が生じ、食事や横になると悪化することがあります。
背中の痛み
上部背部に痛みが出ることがあり、特に横になったり座ったりすると痛みが強くなることがあります。
吐き気・嘔吐
腫瘍が消化管を圧迫したり、ホルモンを分泌したりすることで、吐き気や嘔吐が起こります。
体重減少
食欲不振や栄養吸収不良、腫瘍が分泌するホルモンの影響で、意図しない体重減少が見られます。
尿が濃い色になる
ビリルビンが血中に増えると、尿が濃い黄色や茶色になることがあります。
便が淡い色になる
胆汁が腸に届かないため、便が灰白色や淡黄色になることがあります。
倦怠感(けんたいかん)
がん自体や腫瘍が分泌するホルモンの影響で、全身的な疲労感が現れます。
糖尿病の発症
膵臓のランゲルハンス島の細胞が破壊されるとインスリン分泌が低下し、糖尿病が新たに発症することがあります。
これらの症状は膵臓がんに限らず他の疾患でも見られることがありますが、複数の症状が続く場合は速やかに医師の診察を受け、必要に応じて検査を行うことが重要です。早期発見と治療は生存率の向上につながります。
