魚の膵臓はどんな機能を持つのか?
消化機能
酵素の分泌
膵臓は炭水化物、タンパク質、脂質の分解を助ける消化酵素を腸管へ放出します。
酵素分泌の調節
胆囊収縮ホルモン(CCK)やセクレチンなどのホルモンが腸内の栄養素の存在を感知し、適切な酵素の分泌を促します。
酸の中和
膵臓は重炭酸イオン(HCO₃⁻)も分泌し、胃酸を中和して酵素が最適に働くpH環境を作ります。
内分泌機能
インスリンの産生
β細胞がインスリンを分泌し、血糖を細胞に取り込ませて血糖値を下げます。
グルカゴンの産生
α細胞がグルカゴンを放出し、肝臓からのブドウ糖放出を促して血糖値を上昇させます。
血糖調整のバランス
インスリンとグルカゴンの相互作用により、魚は血糖恒常性を維持します。
付随的機能
種によっては、栄養の貯蔵や免疫応答に関与することも報告されていますが、詳細は種差があります。
総じて、魚の膵臓は消化酵素の供給と血糖ホルモンの調節という二つの主要な役割を担い、種によっては追加の機能も持ちます。
