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全膵切除後に必要な治療とサポートは何ですか?

全膵切除後に必要な治療とサポート

全膵切除(total pancreatectomy)を受けた患者は、膵臓の機能が失われるため、生涯にわたる治療とサポートが必要です。主な管理項目は以下の通りです。

インスリン療法

膵臓はインスリンを産生するため、全膵切除患者はインスリン依存状態になります。血糖管理と高血糖予防のため、注射またはインスリンポンプでインスリンを投与します。

酵素置換療法

膵酵素が欠乏するため、炭水化物、タンパク質、脂肪の消化を助ける酵素補充が必要です。食事ごとにカプセルや錠剤で服用します。

栄養管理

酵素欠乏と消化機能の乱れにより、吸収不良や栄養不足が起こりやすくなります。栄養士と連携し、個別の食事プランを作成して十分な栄養を確保します。

ビタミン・ミネラル補充

脂溶性ビタミン(A, D, E, K)やカルシウム、マグネシウムなどの吸収が低下します。欠乏を防ぐためにサプリメントを処方します。

疼痛管理

術後の疼痛は一般的です。患者の状態に応じて、薬物、神経ブロック、その他の鎮痛法で痛みをコントロールします。

糖尿病管理

インスリンが産生できないため、術後は糖尿病と診断されます。血糖モニタリング、インスリン投与、食事調整、生活習慣の改善など、包括的な管理が行われます。

定期的なフォローアップ

健康状態の評価、治療の調整、手術の合併症や副作用の早期発見のため、定期的な受診とモニタリングが必須です。

外科医、内分泌科医、栄養士、消化器科医、看護師など、多職種チームが連携して全膵切除患者の長期的なケアを提供します。

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