放射線性う蝕とは何ですか?

放射線性う蝕とは

放射線性う蝕は、頭頸部に対する放射線治療(主に唾液腺や口腔内構造への治療)に伴って起こる歯の損傷・虫歯のことです。放射線が唾液腺の機能を変化させ、口腔内の環境が悪化することで発生します。

放射線治療が引き起こす口腔乾燥(ドライマウス)

放射線は唾液腺に大きなダメージを与え、口腔乾燥症(ドライマウス)を引き起こします。唾液は以下の役割で口腔健康を支えています。

  • 飲み込みを助ける
  • 口腔や歯を潤滑させる
  • 口内の酸性を中和し、エナメル質の溶解を防ぐ
  • 細菌増殖を抑制する

放射線で唾液分泌が低下すると、これらの保護機能が失われ、虫歯リスクが大幅に上昇します。

放射線性う蝕予防のポイント

放射線治療を受ける患者さんは、以下の対策を徹底することが重要です。

  • 歯磨きやフロスなど、日常的な口腔衛生を丁寧に行う
  • 歯科医師・口腔外科医の指示に従い、フッ素塗布や口腔保湿剤を使用する
  • 定期的に歯科検診を受け、早期に問題を発見・治療する
  • 糖分の多い飲食を控え、酸性飲料の摂取を制限する

医療チームが提供する個別の口腔ケア指導を守り、口腔内の健康を維持しましょう。

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