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皮膚がんの簡単な治療法

皮膚は体で最大の臓器で、感染や外傷から身体を守ります。また、体内の水分保持や体温調節、脂肪やビタミンDの貯蔵にも関わっています。皮膚は複数の層から構成されますが、外層(表皮)で皮膚がんが始まります。表皮にある角化細胞と、角化細胞のすぐ下にある基底細胞が、皮膚がんの主な発生部位です。基底細胞がん(BCC)と扁平上皮がん(SCC)は、黒色腫以外の皮膚がん(非黒色腫)に分類されます。

基底細胞がん(BCC)

最も一般的な皮膚がんです。治療は腫瘍の位置・深さ・大きさに応じて決めます。早期の場合は、がん細胞を除去する手術が標準です。外科医は顕微鏡下で組織を確認しながら、がん細胞がすべて除去されるまで皮膚層を削ります。場合によっては、液体窒素で凍結し組織を破壊する凍結療法が用いられます。

扁平上皮がん(SCC)

早期に発見・治療すれば、多くの場合で完治が期待できます。基底細胞がんと同様に、がん組織を顕微鏡でがんが見えなくなるまで除去します。初期のSCCでは、電気メス(エレクトロサージェリー)や液体窒素による凍結療法が行われることがあります。電気メスは針と熱で腫瘍を焼灼し、必要に応じて複数回施行します。

予防と早期発見

米国疾病予防管理センター(CDC)は、基底細胞がんと扁平上皮がんは高い治癒率を示すとしています。予防も可能です。肌が白い、青・緑の目、家族に皮膚がんの既往がある、日焼けしやすい、ほくろが多いなどのリスクがある方は、以下の対策を推奨します。

  • 年間を通じて日焼け止めを使用する。
  • 午前10時から午後4時までの直射日光を避ける。
  • 日焼けサロンや日焼け促進剤の使用を控える。
  • 定期的に皮膚科でチェックを受ける(メイヨークリニック推奨)。

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