最も危険な皮膚がん:メラノーマ
タイプ
皮膚がんには、基底細胞がん、扁平上皮がん、メラノーマの3種類があります。最も一般的なのは基底細胞がんですが、致死率が最も高いのはメラノーマです。米国国立衛生研究所(NIH)によると、メラノーマは表在性拡散型(最も多い)、結節性、レントゴ・マリグナ、足底・爪床型の4タイプに分類されます。
特徴
メラノーマはメラニンを産生するメラノサイトに発生します。既存のほくろが変化したり、新たにほくろや斑点のように見えることがあります。色は茶色、黒、青みがかっていることもあり、時には皮膚の下にしこりとして現れることもあります。境界が不規則、色が不均一、サイズが増大するなどの変化に注意が必要です。早期に治療しないと、皮膚を超えて全身に転移します。
診断
疑わしい病変がある場合、皮膚科医は生検を行います。病変と周囲の組織を切除し、病理検査でがん細胞の有無を確認します。メラノーマと判明した場合は、リンパ節転移の有無を調べる追加検査が実施されます。
予防・対策
過度の日光浴を避け、日焼け止めを適切に使用することが予防の基本です。日焼け止めはSPF30以上(肌が白い人)またはSPF15以上(肌が日焼けしやすい人)を選びましょう。日焼けベッドの使用は避けてください。定期的に自己チェックし、色・大きさ・形状に変化がないか確認し、年に1回は皮膚科医の診察を受けることが推奨されます。
治療
メラノーマがリンパ節に転移していない場合は外科的切除だけで治癒が期待できます。転移が認められる場合は、外科手術に加えて化学療法や放射線療法などの全身治療が必要です。
留意点
肌の色が濃い人でもメラノーマは起こり得ます。日焼け止めの使用と異常な病変の早期発見が重要です。日光に頻繁にさらされる部位だけでなく、体全体に発生する可能性があります。
