甲状腺がん治療のための低ヨウ素食ガイド
甲状腺がんと食事
甲状腺がんの治療中は、短期間に低ヨウ素食を守る必要があります。これは、ヨウ素を制限した後に放射性ヨウ素を投与し、甲状腺細胞に取り込ませてがん細胞を破壊するためです。
甲状腺がんとは
甲状腺がんは首にある甲状腺に発生し、代謝を調節するホルモンを分泌します。リスク要因は過去の放射線治療や家族歴です。手術が主な治療ですが、低ヨウ素食と放射性ヨウ素療法を併用することもあります。
摂取禁止の低ヨウ素食品
医師の指示で開始し、通常は2週間以内に終了します。この期間に避けるべき食品は以下です。
- ヨウ素化食塩
- 海産物(魚介類)
- 寒天(アイスクリームや缶詰の添加物)
- 海苔
- アルギン酸(乳飲料やクリームなどの増粘剤)
- カラギーナン
- 乳製品
- 卵黄
- 市販のパン
- 大豆・豆類
- 赤色3号染料
- ヨウ素含有ビタミン剤
多くは添加物として使用されるため、ラベルを必ず確認してください。
摂取制限の低ヨウ素食品
微量のヨウ素が含まれる食品は完全に排除する必要はありませんが、量を制限します。1日の目安は肉類5オンス(約140g)以内、穀物(パスタ、パン、シリアル)4食分以内、米は少量にとどめます。
治療後の配慮事項
放射線治療が終わったら、全粒穀物、果物、野菜を中心としたバランスの取れた食事に戻します。飽和脂肪酸は控えめにし、トランス脂肪酸は完全に避けます。これは米国がん協会が推奨するがん患者向けの食事指針で、治療成功の可能性を高めます。
