男子に多いADHD(注意欠陥・多動性障害)の症状と原因

米国疾病予防管理センター(CDC)によると、ADD/ADHDを抱える子どもは約450万人で、男子は女子に比べ約4%高い確率で発症します。特に非ヒスパニック系の英語圏の男子や低所得層の男子に多く見られます。

注意欠陥(不注意)

  • 細部に注意が向かず、学校の課題で不注意なミスを繰り返す。
  • 活動を整理したり、指示を聞くことが苦手で、しばしば注意が散漫になる。
  • 日常の忘れ物が多く、指示に従うことが難しい。
  • 集中を要する課題や精神的努力が必要な作業を避けがちで、始めた作業でも途中で興味を失うことがある。

多動性

  • 座っていられず、過度に身体を動かしたり、席を離れたりする。
  • 手足が落ち着かず、常に何かをいじっている。
  • 静かな作業やリラックスした状況が苦手で、走り回ったり登ったりすることが頻繁に見られる。

衝動的行動

  • 順番を待てず、列を抜けて前に出ようとする。
  • 会話の割り込みが多く、相手の話を遮って自分の意見をすぐに言いたがる。
  • 感情の爆発が頻繁に起こり、静かにしていることが困難。

タイプ

  • ※併存型(Combined):注意欠陥と多動性・衝動性の両方が見られる。
  • ※主に不注意型(Predominantly Inattentive):注意欠陥のみが顕著で、多動性や衝動性は少ない。
  • ※主に多動性・衝動型(Predominantly Hyperactive‑Impulsive):多動性と衝動性はあるが、注意欠陥はほとんど見られない。

原因

  • 明確な原因はまだ解明されていないが、低出生体重や遺伝的要因が関与している可能性がある。
  • 脳画像研究では、ADHDの男子は活動制御に関わる脳領域の活動が過剰である一方、特定の領域が小さいことが示されている。

以上のように、男子におけるADHDは注意力の欠如、多動性、衝動性が組み合わさった特徴的な症状を示します。早期の診断と適切な支援が、学業や日常生活の改善につながります。

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