ADD(注意欠陥障害)に役立つビタミンとミネラル
はじめに
注意欠陥障害(ADD)は米国で何百万人もの子どもや大人に影響を与えており、主に処方薬で治療されますが、サプリメントで症状緩和を図ることも可能です。近年の研究で、いくつかのビタミン・ミネラルがADDの改善に有効と示されています。
Bビタミン
ビタミンB群は脳の細胞分裂や神経伝達に関与します。特にビタミンB12は脳細胞の維持に重要で、B6も効果が期待されています。卵、魚、乳製品に豊富に含まれ、サプリでも入手しやすいです。
オメガ‑3脂肪酸
ADD患者の多くはオメガ‑3系必須脂肪酸が不足しています。オメガ‑3は脳のドーパミン・セロトニン受容体の構成成分で、神経伝達のバランスを整える役割があります。魚油や藻類由来のサプリは手軽に摂取できます。
フラボノイド
フラボノイドは果実や野菜に含まれる二次代謝産物で、抗酸化作用と神経保護効果があります。柑橘類、リンゴ、イチゴ、梨、パセリ、緑茶などが豊富な供給源です。銀杏エキスのサプリでも摂取可能です。
マグネシウム
ミシガン大学の研究では、マグネシウムを投与したADD児童の多動症状が大幅に減少したと報告されています。1日200 mg程度が目安とされ、マルチビタミンや単体サプリで簡単に入手できます。
亜鉛
同大学の別研究では、1日15 mgの亜鉛を6週間摂取すると、行動面で顕著な改善が見られました。亜鉛もマルチビタミンやミネラルタブレットに含まれ、手軽に入手可能です。
注意点
上記のサプリはあくまで補助的な手段です。摂取を開始する前に必ず医師に相談し、個々の生活習慣や健康状態に合わせた適切な量と組み合わせを決めましょう。
