均衡回復のための4つの要因

1. 財政政策の調整

総支出が均衡レベルに満たないときは、政府が支出を拡大したり減税したりして可処分所得を増やし、需要を喚起します。逆に支出が過剰になると、支出削減や増税により可処分所得を抑制し、余剰需要を抑えます。

2. 金融政策と金利

中央銀行は金利を操作して総需要に影響を与えます。金利を引き下げれば借入コストが下がり、投資や消費が活発化します。一方、金利を引き上げれば借入が高くなり、支出が抑制されます。

3. 為替レートの調整

通貨が減価すれば、国内製品の価格が相対的に低くなり輸出が増え、輸入が減少して総需要が上昇します。逆に通貨が高騰すれば、国内製品が海外で割高になり輸出が減少し、輸入が増えて総需要が低下します。

4. 自動安定装置

失業手当や累進課税といった自動的に機能する仕組みは、経済の変動に応じて支出を自動的に増減させます。失業率が上がれば給付金が増え消費を支え、所得が減少すれば税率が下がり可処分所得が保たれます。

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