ベビーズブレス(ジプソフィラ)へのアレルギーと特徴
ベビーズブレスとは
ベビーズブレス(学名: Gypsophila paniculata)は、別名バチェラーズ・ボタン、パーエニアル・ベビーズブレス、メイデンズブレスとも呼ばれる一年草または多年草です。白や淡いピンクの小さな花が房状に咲き、庭やフラワーアレンジメントでよく見られます。結婚式の装飾に人気ですが、稀にアレルギーを引き起こす人がいます。
ベビーズブレスの特徴
- 科: カラシノ科(Caryophyllaceae)で、約100種が属します。
- 花: 直径1〜4mmの白または淡紫ピンクの小花が密集して咲きます。
- 茎と根: 直立または横に広がる茎を持ち、根は深くはぐるみ、最大4mまで土中に伸びます。
- 生態: 多年草で、夏から秋にかけて開花します。
分布と生息地
- 原産: 北アフリカ、アジア、ヨーロッパ。
- 生息環境: 牧草地、野原、道路脇、砂浜などの開けた場所。石灰質(石膏)を含む土壌を好みます。
- 北米での分布: 中西部・西部を中心に広く見られ、東部でも散在しています。
ベビーズブレスに対するアレルギー
- 二重花種では報告がありませんが、単花種に対してはアレルギーが確認されています。
- 1990年の『Journal of Allergy and Clinical Immunology』および1998年の『Allergy』の研究で、花屋の作業者が反復的に取り扱うことで、喘息、鼻炎、結膜炎、鼻ポリープ、皮膚炎、接触蕁麻疹(じんましん)などの症状が出ることが報告されました。
- 皮膚刺入試験で、アレルギー反応がベビーズブレス特有であることが確認されています。
有害雑草としての位置付け
- カリフォルニア州、ワシントン州、マニトバ州では有害雑草に指定されています。これは、農作物や自然環境、家畜に対して侵入性が高く、管理が必要とされるためです。
- 五大湖周辺では特に繁茂し、希少な動物種の生息環境を脅かす存在とみなされています。
