枕に潜むダニとアレルギー対策
ダニとは
ハウスダニは肉眼では見えない微小な虫で、主に人やペットの死んだ皮膚や毛髪(ダンダー)をエサにします。家具やクッション、枕などに付着したダンダーを食べ、糞を残します。病原体を媒介しないため基本的に無害ですが、アレルギー体質の人は症状を引き起こすことがあります。
生活周期
卵から成虫になるまで約1か月かかります。成虫は1〜3か月生き、メスは1回に40〜80個の卵を産みます。餌はダンダーのほか、カビや食べかす、シリアル、ペットフードなどからも栄養を得ます。
生息環境
ダニは温かく湿度が高い場所を好みます。寝ている間に枕の上で顔や髪のダンダーがたまり、温度と湿度が上がることで繁殖に最適な環境が整います。その他、寝室のカーペット、マットレス、椅子やクッションにも多く見られます。
アレルギー症状
ダニ自体は無害ですが、糞や死骸に含まれるアレルゲンで呼吸器症状が出ます。くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、喘鳴、皮膚の赤みや発疹、頭痛、倦怠感などが代表的です。遺伝的要因が関与しますが、ダニ数が極端に多い環境では遺伝的に敏感でなくても症状が出ることがあります。
ダニ対策
- 枕カバーは毎週交換し、交換時に枕本体を掃除機で吸い取る。
- カバーは130°F(約54°C)以上の熱湯で洗濯する。
- 室内温度は約70°F(約21°C)以下、湿度は50%未満に保つ。
- 防ダニカバーや除湿機の使用も効果的。
