ボストンの秋に潜むアレルギー対策
ボストンの秋は、心地よい気温と美しい景色が楽しめますが、アレルギー体質の人にとっては悩みの季節でもあります。WebMDの調査によると、ボストンは秋のアレルギーが最も深刻な都市の上位100位中91位にランクインしています。ここでは、秋に増える主なアレルゲンとその対策を紹介します。
原因
ボストンの秋に主に関与するのは、イネ科植物のラグウィード花粉とカビ胞子です。秋になるとオスのラグウィードが大量に花粉を放出し、湿度が高く葉が腐り始めることでカビが繁殖しやすくなります。これらの粒子が体内に入ると、免疫系が「外来の侵入者」と誤認し、抗体を放出してアレルギー反応を引き起こします。
症状
主な症状は鼻づまり、くしゃみ、喘鳴(ぜんめい)、目のかゆみ・涙目です。風邪と違い、発熱や嘔吐は伴いませんが、皮膚に発疹やじんましんが出ることもあります。アレルゲンが存在する限り症状は持続し、季節全体にわたって不快感が続くことがあります。
治療法
秋は屋内で過ごす時間が増えるため、室内にアレルゲンがたまりやすくなります。まずは曝露を減らすことが最重要です。鼻スプレー、抗ヒスタミン薬、去痰薬、アレルギー注射などで症状を緩和できますが、根本的な対策は環境管理です。
室内での予防
- 窓は閉め、サッシは定期的に掃除して花粉やカビの侵入を防止。
- HEPAフィルター搭載の空気清浄機で室内の花粉・カビ・ホコリを除去。
- 湿度を40%以下に保ち、キッチンや浴室などの湿った場所は漂白剤入りの洗剤で清掃。
- 暖房のフィルターは使用前に必ず掃除し、カビや花粉の蓄積を防ぐ。
屋外での予防
- 落ち葉や庭のゴミはこまめに除去し、コンポストは遠ざける。
- 作業時はマスクを着用し、作業後はすぐにシャワーで花粉やカビを洗い流す。
- 帰宅時は靴とコートを脱ぎ、室内に持ち込まないようにする。
