エビや貝類アレルギーの症状
Mayo Clinicによると、甲殻類アレルギーは現在最も一般的な食物アレルギーの一つです。食物アレルギーは、免疫系が甲殻類のタンパク質を有害と誤認し、余分な抗体を産生してアレルゲンを無力化しようとすることで起こります。甲殻類アレルギーはエビだけに限定されることもあれば、ロブスター、ハマグリ、ムール貝など他の甲殻類に対しても起こります。隠れた食材による反応を防ぐためには、料理に甲殻類が使用されているかを把握することが重要です。
じんましん・湿疹・全身のかゆみ
じんましん(蕁麻疹)や湿疹、全身のかゆみは甲殻類アレルギーの代表的な症状です。蕁麻疹は赤く腫れた斑点が皮膚に現れ、数時間から数週間続くことがあります。まれに血管炎を伴い、長期間赤みが残り、関節痛や発熱を伴うこともあります。重症化すると慢性化し、長期的な健康問題につながることがあります。また、血管性浮腫(アンジオエデマ)として眼瞼や唇が腫れることもあります。
腫れ(浮腫)
足や手、唇、顔、喉、舌などに腫れが生じることがあります。特に喉や口の腫れは気道を閉塞させる危険があるため、すぐに医療機関を受診してください。
腹部症状
下痢、腹痛、痙攣、嘔吐などの腹部症状が現れます。症状が重く、持続する場合は速やかに医師の診察を受けましょう。
めまい・しびれ・失神
食物アレルギーによる反応として、めまい、立ちくらみ、口や指のしびれ、失神が起こることがあります。
喘息様症状・呼吸困難
呼吸や嚥下が困難になるほか、喘息症状(喘鳴、息切れ、痙攣)が現れることがあります。
アナフィラキシーショック
最も重篤な反応で、命に関わることがあります。気道の腫れによる呼吸困難、血圧の急激な低下、速い脈拍、意識消失などが見られます。エピネフリン自己注射(エピペン)による迅速な処置が必要です。
甲殻類アレルギーが疑われる場合は、専門医の診断と適切な対策が重要です。
