カビが繁殖したオフィスで働くと起こる症状
古いオフィスビルでは換気システムが不十分で、湿気がたまりやすくカビが繁殖しやすい環境になります。さらに、空調設備のメンテナンスが不適切だと湿度が上昇し、カビが建物内部で急速に増殖します。OSHA(米国労働安全衛生局)では、空気中のカビやカビ胞子の濃度に関する基準や推奨値は定められていません。つまり、政府は建物内でのカビ曝露量を規制しておらず、対策は建物管理者の定期的な点検と除去に委ねられています。
アレルギー症状
- カビに長時間接触すると、目のかゆみ・涙、くしゃみ、鼻水、花粉症と同様の症状が現れます。汚染されたエリアから離れると症状は改善することが多いです。
呼吸器系の問題
- 週40時間以上、カビが繁殖したオフィスで働くと、特に喘息持ちの人は発作を起こしやすく、喉や鼻、目の刺激や息切れを引き起こすことがあります。
副鼻腔炎(真菌性)
- カビが副鼻腔に入り込むと、真菌性副鼻腔炎となり、発熱、頭痛、鼻づまり、鼻水、喉の痛みなどの症状が現れます。重症例では外科的除去が必要になることがあります。
感染症リスク
- 免疫力が低下している人や化学療法中の患者、慢性肺疾患を持つ人は、カビや胞子による肺感染症を起こしやすくなります。健康な人でも長時間の曝露で呼吸器感染症を引き起こす可能性があります。
過敏性肺炎
- 稀ですが、長期間カビに曝露されると過敏性肺炎を発症することがあります。症状は息切れ、寒気、咳、発熱などです。
以上のように、カビが繁殖したオフィスでの作業はさまざまな健康リスクを伴います。早期の発見と適切な除去、換気環境の改善が重要です。
